鼠径ヘルニア(脱腸)・虫垂炎(盲腸)の日帰り手術

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入院する事なく、手術を受けた当日にご帰宅いただけるサービスです。
入院が不要であることにより、入院にかかる時間、コストを削減できるのが最大のメリットです。
またご高齢であるほど入院そのものに伴う認知症の悪化等のリスクがあるため、住み慣れたご自宅で過ごすということにも一定のメリットがあると私たちは考えます。

日帰り手術の流れ

日帰り手術の対象となる疾患ですが、鼠径ヘルニア(脱腸)、虫垂炎(盲腸)、胆嚢結石症(胆石症)等の腹部外科手術、眼科手術、整形外科手術、婦人科手術となります。これらの手術も元は入院が必要でしたが、麻酔技術/手術技術の向上により日帰りで施行する事が可能になりました。対象疾患は現在も広がりを見せており、欧米においてはガイドラインも策定され、既に大腸癌根治術も対象となっています。入院が不要になる事は患者様にベネフィットがあるだけでなく、社会保障費の削減にも繋がります。

私たちは鼠径ヘルニア、虫垂炎、胆嚢結石症の日帰り手術で皆様と社会に貢献いたします。

日帰り手術で重要と考えられるのが手術、麻酔、看護、患者様のご理解であると考えます。

手術

手術を受けた当日に帰宅する為に大事なのは、”低侵襲”=”身体へのダメージが少ない”事です。腹腔鏡手術は術後回復に優れており、当院は腹腔鏡下の日帰り手術を専門としています。鼡径ヘルニアの手術では従来の手術方法と比べ、腹腔鏡手術の方が明らかに術後感染が少ないという研究結果もあります。また腹腔鏡手術には高い技術が求められます。当院では腹腔鏡手術の指導者資格である、内視鏡外科学会技術認定医による手術を行っております。

麻酔

日帰り手術と入院での手術の違いは、むしろ手術以外にあると言えます。日帰り麻酔においては術中お身体に影響が少ない事はもちろんですが、加えて麻酔からの醒めが良いことが求められます。麻酔からの覚醒を妨げることとして、麻酔薬の残存、疼痛、嘔気・嘔吐、低体温などが挙げられます。当院では術中術後においても、患者様に負担の少ない麻酔を行っております。

看護

日帰り手術に限らず、看護の手は患者様の回復には欠かせないものです。患者様のおっしゃる事のみではなく、全体の印象、バイタルサインなどを総合して判断し、覚醒へと導きます。当院では専門スタッフによる看護を行い、患者様の日帰り手術をチームとしてサポートしていきます。

患者様のご理解

加えて大事なこととして、術前より十分にご理解いただいた上で手術を受けていただくということが挙げられます。十分にご理解をいただいて手術に臨むことが出来れば、原則付き添い不要です。付き添われる方のご負担、依頼される御本人のご負担を最小限に出来ます。私たちは随時情報発信を行い、またお困りの方には個別相談も受け付けております。術前には十分な説明を行わせていただきますが、もし疑問点等ございましたら、いつでもお問い合わせいただければと思います。これは術前に限ったことではなく、術後においても疑問に思うことがあればいつでもお気軽にお問い合わせください。