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鼠径ヘルニアと似た病気(脂肪腫)
こんにちは大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
当院は鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を専門としていますが、鼠径ヘルニアと似た病気で受診される方も多いです。
今回は鼠径ヘルニアと似た病気についてご紹介していきます。
鼠径ヘルニアはどんな病気?
鼠径ヘルニアは足の付け根、鼠径部と呼ばれる部分が膨らむ病気です。
鼠径部の腹筋が弱くなりやすい部分から、お腹の臓器が脱出することで膨らみが生じます。
身体の外からは膨らみやしこりがあるように見え、押さえるとなくなるのが特徴と言えます。
→鼠径部と鼠径ヘルニアについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
鼠径ヘルニアと似た病気
鼠径ヘルニアと同じように、押したらなくなるという特徴を持つ病気はあまりありません。
ただ鼠径ヘルニアは嵌頓した状態(嵌まり込んだ臓器が戻せなくなった状態)でも痛みが生じなければ、押さえてもなくならないしこりとして触知する場合があります。
特にこのようなときに見分ける必要がある疾患として脂肪腫があります。
脂肪腫は良性の腫瘍で幅広い年齢で見られます。脂肪の塊で、悪性化の心配もほとんどないといわれています。
鼠径ヘルニアと脂肪腫の見分け方
脂肪腫は鼠径ヘルニアとは違ってお腹の中には通じていないので、押さえても消えることはありません。
診察をすれば鼠径ヘルニアとの見分けは容易です。
脂肪腫であれば急いで切除する必要はないです。
しかし、脂肪腫だと思って放置している方の中に鼠径ヘルニアが嵌頓した状態の方がいます。
もし嵌頓した状態であれば急いで治療すべきかもしれません。
余談ですが、最近診療させていただく中で、20代、30代の鼠径ヘルニアの方も意外に多いことに驚かされます。
若い方でも鼠径ヘルニアの方はいるのだなと思うようになりました。
足の付け根にしこりが触れる、足の付け根が膨らんでいる、違和感があるなど気になることがあれば一度調べておくのも良いかもしれませんね。
大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックでは鼠径部の膨らみ、しこりの診断からお手伝いさせていただきます。
何が原因なのか?をはっきりさせることで日々の生活も充実するかもしれません。
鼠径ヘルニアを疑う、足の付け根の膨らみ、しこりを見つけたら当院にご相談ください。
情報提供元
大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2-100号 大阪駅前第2ビル 1階
電話番号:06-6341-5570