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鼠径ヘルニア
田村 卓也院長
若年の鼠径ヘルニア
皆様こんにちは、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
この記事では「若年者の鼠径ヘルニア患者さん」についてご紹介します。
若くして鼠径ヘルニアに罹患する方
診療を行っていると若い方の鼠径ヘルニアが案外多いことに驚きます。
「小さなころから足の付け根が腫れているが押し込むことが出来る。」
「大学の頃に気づいたが股関節の部分が膨らんでいることがある。」
など、見た目は飛び出しがあるものの、痛みなどの症状がないため放置していたという方です。
疫学に関する研究は多数ありますが、手術件数がベースになったものが多く
実際に鼠径ヘルニア(脱腸)になっている方の数を反映しきれていないのではないかとさえ思います。
当院での鼠径ヘルニア患者さんの年齢
手術件数に目を向けてみると、10代~40代くらいまでの方の手術件数は他の年代に比べて極端に少ないです。
大学受験、就職、働き始めると休む間もなく、気になるけれども放置している
という方が多いということを改めて実感いたします。
特に30代~40代は仕事で忙しく、医療機関を受診する時間があまり取れないという状況があるように感じます。
当院の診療時間
時間の無い方にこそ頼ってほしいという思いで始めたクリニックです。
お仕事などで時間が取れない方にも利用していただけるよう、月、水、木曜日は21時まで診察しており、日曜日と祝日も手術を行っております。
貴重な時間を使って受診いただいた方には、精一杯答えたい所存です。