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虫垂炎の入院期間を0日に - 日帰り腹腔鏡手術の実現
虫垂炎になったけど、入院期間はどのくらいなの?
よく質問を受けますが、これは虫垂炎の治療は入院が常識ということの裏返しだと思います。
医療技術の進歩により、この常識が変わります。
抗菌薬の内服のみでも治癒を得られることがわかってきたため、虫垂炎は外来でも治療可能な疾患になりました。
しかし、切らずに治した虫垂炎は再燃を起こすことも同時にわかってきました。
当院はこのような虫垂炎の再燃を予防する待機的虫垂切除を入院期間ゼロで行っています。
患者さまの生活スタイルを大切にした新しい治療選択肢です。
そもそも虫垂炎とは
虫垂炎は、盲腸と呼ばれる大腸の一部から突き出ている虫垂という小さな袋状の組織に炎症が起こる病気です。
何らかの原因で虫垂の入り口が閉塞することで虫垂内に細菌が増殖することで起こります。
初期症状としては、おへその周りの漠然とした痛みから始まり、その後右下腹部に限局した強い痛みへと変化していきます。
発熱や吐き気、食欲不振などの症,,,、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、,状も伴うことが多いです。
適切な治療を受けないと重症化する可能性もあります。
→虫垂炎についてはこちらのページでも詳しく解説しています。
虫垂炎の入院期間はどのくらい?従来治療との比較
一般的な手術では、5-7日間の入院が必要なことも多いです。
その理由は、炎症のコントロールが必要だからです。
さらに、手術後の回復期間も考慮されています。
従来の開腹手術では、大きな手術創ができます。
そのため、術後の痛みも強くなります。
十分な入院期間が必要となる要因です。
入院中は点滴による抗生剤投与や創部の管理が行われます。
また、食事の開始時期も慎重に判断されます。
一方、虫垂が炎症を起こしていない時期に行う当院の日帰り手術なら入院期間はゼロにできます。
まず、術前に抗菌薬で炎症をコントロール。
十分に炎症がコントロールされた時期に、腹腔鏡による低侵襲手術を行います。
治療法の選択は、ご自身の生活スタイルに合わせて検討できます。
入院期間ゼロを実現する当院の虫垂炎治療
最初に、外来で抗菌薬治療を行います。
急性期の炎症を抑えることで、安全な手術が可能になります。
炎症が治まってから約90日後が待機的手術を行うのに最も適した期間です。
待機している間も普段通りの生活が可能で、経過を確認しながら、最適な手術時期を決定します。
手術は臍部に1個の小さな穴から実施します。
高精細な内視鏡カメラを使用し、拡大した視野で正確な手術を行います。
腹腔鏡手術の利点は、おなかの中を鮮明に観察できることです。
そのため、より安全・確実な手術が可能になります。
また、小さな創により術後の痛みも最小限です。
創口が目立ちにくいという美容面でのメリットもあります。
術後は独自のプロトコルで管理します。痛みのコントロールを徹底します。
休憩後は歩いてご帰宅できます。
虫垂炎手術の新常識 - 入院期間なしの日帰り手術
手術当日は朝の来院から始まります。麻酔科医・外科医による術前診察を行い、その後手術に進みます。手術時間は約1時間です。
全身麻酔からの回復は個人差がありますが、1‐1.5時間の回復期間を設けています。
この間、バイタルサインや痛みの程度を慎重に観察します。
水分摂取や歩行が可能になれば、帰宅の準備に入ります。
帰宅前には、詳しい注意事項をお伝えします。
緊急時の連絡方法も確認します。夕方には、ご自宅でゆっくり過ごすことができます。
痛みの管理は計画的に行います。局所麻酔の効果が切れる前に、次の鎮痛薬を使用します。
そのため、常に快適な状態を保てます。
帰宅後のケアも万全です。24時間体制の電話相談を設けています。
翌日と3日目に電話連絡で順調な回復を確認します。
虫垂炎の日帰り手術はご相談ください
虫垂炎の治療は、患者様一人一人の生活スタイルに合わせて最適な選択が可能です。
当院では、入院期間ゼロの待機的虫垂切除を実現しており、手術当日の夕方にはご自宅でお休みいただけます。
手術は臍部に小さな穴を1つ開けるだけの低侵襲な腹腔鏡手術で行い、術後の痛みも最小限に抑えられます。
また、24時間体制の電話相談や、術後の定期的なフォローアップも整っていますので、安心して治療をお受けいただけます。
普段の生活や仕事を大切にしながら治療を受けたい方は、まずはお気軽にご相談ください。
さらにご不明な点やご心配なことがありましたら、詳しい治療内容や手術の流れについてもご説明させていただきます。
情報提供元
大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2-100号 大阪駅前第2ビル 1階
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