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スポーツは鼠径ヘルニアの原因になるのか?~ハンドボール~
こんにちは大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
ハンドボールは、その激しい動きや急激な方向転換、ジャンプが多く含まれるスポーツです。このため、選手にとって鼠径ヘルニア(脱腸)が発生するリスクがあります。特に、急な動作や体への強い負担が腹圧を高め、腹壁の弱い部分に負荷がかかることで鼠径ヘルニア(脱腸)が引き起こされることがあります。
鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
鼠径ヘルニア(脱腸)は、腹腔内の臓器や脂肪が腹壁の弱い部分を通って突出する状態です。鼠径部(下腹部と太ももの境界付近)に発生し、特に男性に多く見られます。激しいスポーツ活動は、鼠径ヘルニア(脱腸)のリスクを高める要因の一つとされています。
ハンドボールが鼠径ヘルニア(脱腸)を引き起こす要因
ハンドボールは、以下のような動作が鼠径ヘルニア(脱腸)のリスクを高めます。
ジャンプと着地
シュートやディフェンスの際のジャンプとその後の着地は、腹圧を急激に高め、腹壁に強い負担がかかることがあります。急な方向転換
試合中に相手をかわすための急な方向転換やダッシュが、腹筋や腹壁に強いストレスを与え、鼠径ヘルニア(脱腸)の原因となる可能性があります。持続的な激しい運動
試合やトレーニングが長時間にわたることで、持続的に腹圧が増加し、腹壁が脆弱になることがあります。
鼠径ヘルニア(脱腸)の予防法
残念ながら、鼠径ヘルニア(脱腸)は完全に予防することが難しいです。ただし、腹筋を強化し、適切なウォームアップとクールダウンを行うことでリスクを軽減することができます。また、無理な動作を避け、腹圧を必要以上に高めないようにすることも重要です。
鼠径ヘルニア(脱腸)の治療法
鼠径ヘルニア(脱腸)の唯一の治療法は手術です。自然治癒は期待できないため、症状が出た場合は早めに医師の診察を受けることが重要です。手術には、開腹手術と腹腔鏡手術の2種類があります。
開腹手術
伝統的な手術法で、メッシュを使用して腹壁の弱い部分を補強します。腹腔鏡手術
小さな切開を行い、カメラと器具を使って手術する方法です。回復が早く、術後の痛みが少ないのが特徴です。
名医のいるクリニックでの治療
鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は専門的な技術を要するため、経験豊富な名医による診察と手術が推奨されます。大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックでは、最先端の腹腔鏡手術を行い、患者様の早期回復をサポートしています。鼠径ヘルニア(脱腸)の症状が疑われる場合は、早めの診断と治療が肝要です。
まとめ
ハンドボールのような激しい動きを伴うスポーツでは、鼠径ヘルニア(脱腸)のリスクが高まります。しかし、早期の診断と適切な治療を受けることで、競技生活を続けることが可能です。鼠径ヘルニア(脱腸)が疑われる場合は、名医のいるクリニックでの診察をお勧めします。
鼠径部(足の付け根)の膨らみ、しこりは鼠径ヘルニア(脱腸)かもしれません。平日は21時まで診療し、土日祝日も診療しております。電話やLINEで24時間相談を受け付けております。いつでもお気軽にご相談ください。