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田村 卓也副院長

鼠径ヘルニアと飲酒の関係

鼠径ヘルニアは、多くの人が経験する一般的な健康問題です。腹壁の一部が弱くなり、腸や脂肪組織がその隙間から突出することで起こります。この状況は、不快感や痛みを引き起こし、時には手術が必要になることもあります。飲酒習慣がある人にとっては、飲酒が鼠径ヘルニアにどのような影響を与えるかを理解することが重要です。この記事では、飲酒と鼠径ヘルニアの関係について詳しく見ていきます。

鼠径ヘルニアとは?

鼠径ヘルニアは、腹壁の筋肉が弱くなり、腹腔内の臓器や脂肪組織が鼠径部(太ももの付け根付近)に突出する状態です。この症状は男性に多く見られ、立ち仕事や重い物を持ち上げることが原因となることがよくあります。主な症状には、鼠径部の膨らみ、痛み、違和感があります。

飲酒が鼠径ヘルニアに与える影響

飲酒が直接的に鼠径ヘルニアを引き起こすことはありませんが、以下のような間接的な影響が考えられます。

  1. 筋力の低下: 長期間の過度な飲酒は、全身の筋力低下を招くことがあります。腹部の筋肉が弱くなると、鼠径ヘルニアが発生しやすくなります。

  2. 回復への影響: ヘルニア手術を受けた後の回復期間中に飲酒をすると、免疫機能が低下し、回復が遅れる可能性があります。さらに、アルコールは血液の凝固を妨げるため、手術後の出血リスクも増加します。

健康的な飲酒のバランス

鼠径ヘルニアとの直接の関連は見出せませんでしたが、健康のためには適切な飲酒習慣を維持することが重要です。以下のポイントを参考にしてください。

  1. 適量を守る: アルコールの適量摂取を心がけましょう。日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度が目安です。

  2. バランスの取れた食事: 栄養バランスの良い食事を心がけ、過度な飲酒によるカロリーオーバーを防ぎましょう。

まとめ

飲酒は直接的に鼠径ヘルニアを引き起こすことはありませんが、間接的な影響を通じてリスクを高めることがあります。適度な飲酒習慣を維持し、バランスの取れた生活を送ることで健康的な生活を送ることが出来ます。疑問や不安がある場合は、専門医に相談して適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

 

鼠径ヘルニアで困ったら大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックへご相談ください。

手術はもちろんのこと、術前、術後に至るまで皆様の健康をサポートいたします。

著者

副院長
田村 卓也Takuya Tamura

略歴

2012年3月 川崎医科大学医学部卒業
2012年4月 川崎医科大学附属川崎病院
2014年4月 大阪赤十字病院
2022年12月 MIDSクリニック入職

資格

外科学会専門医/内視鏡外科学会技術認定医/癌治療認定医/JATEC(外傷診療研修)修了/緩和ケア講習会修了

所属

日本外科学会/日本消化器外科学会/日本内視鏡外科学会/大腸肛門病学会/日本ヘルニア学会/日本臨床外科学会

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